過去から未来へ~囲碁の魅力を伝えたい!!~

囲碁が下手です。でも大好きです。

㉙対局あるある!一路の違いが分かれ道・・・!【カコみら囲碁】

対局あるある!一路の違いが分かれ道・・・!

もう

何度

この失敗をしたでしょうか。

あと一路ズレていたら

つけこまれなかったのに!

あと一路ズレていたら

形勢を変えられたのに!

あと一路!あと一路!あと一路!です。

 

一路ならまだいい方で

対局後に振り返ってみて

「いや、そこじゃないでしょう!?」

と思わず声に出てしまうような手を打つことも

山ほどあります。

きっと

この山ほどを減らしていけたら、強くなっていけるのでしょうね。

 

また

「心の声」

が顔に出る

様子に出る

なんとなく相手に伝わるくらいに表現される

なんてことも、

囲碁あるある!だと思います。

プロ棋士でも「ぼやき」の多さで有名な人もいますし

趙二十五世本因坊や王九段の「ぼやき」にはユーモアすら感じます。

ただプロの中には

「「ぼやき」すら計算のうち」

なんていう人もいるとかいないとか・・・

いずれにしても

勝負の世界のリアルな表現は

実に人間らしくて

とても楽しいです。

(以前の対局ソフトには、

この人間らしさも、表現しているものがありました。

形勢に応じて表情が変わるとか

「おぬしもなかなかやるのぅ!」と感想が表記されるとか。

最近の対局ソフトはAIでおそろしく強くなったけれど

そのあたりの演出はまるで見られなくなってしまいました。

囲碁の魅力の大きな一つと言ってもいい部分に無頓着になってしまったのは

とても勿体ないなぁと思うのですが、

皆さんはいかがでしょうか。)

 

そして

「逆転、逆転、また逆転!」

これも囲碁あるあるであり、醍醐味です。

何年の対局かは忘れてしまいましたが

テレビアジア選手権大会での

井山裕太棋士VSイ・セドル棋士

なんて、まさに

「逆転、逆転、また逆転!」

の展開で、

解説を聞きながら、とても興奮したのを、今でも覚えています。

この

「逆転、逆転、また逆転!」

がプロに限らず、級位者同士の戦いでも味わえるのも

囲碁のすてきなところです。