こんなの級位者だけでしょ!?
そう思われた方
そんなことはありません。
「囲碁フォーカス」でも人気の特集
「盤上の事件簿!!」
でも取り上げられたことがある出来事です。
勿論、対局しているのはプロ同士。
着手するために
数十手
数百手
数千手
も読むというプロですら
うっかり!
信じられないくらいのポカ!
をやることがあるのです。
<そこに打ったら自らアタリになりますよ!>
<この局面でそんなポカをしたら取り返しがつきませんよ!>
なんてところ、なんて時に
やらかしてしまうのです。
漫画の場面は、まさに私の経験です。
どうやら負けは必至。
もうちょっとくつがえらない。
もう投了しようかな・・・と動き始めたタップの指先・・・
あと5センチもあれば
その投了は見事に?なされたでしょう。
でも
ふと思い返し
「いや、終局まで打ち切ろう」
とダメ詰めの手を打った瞬間
相手が自身の手番でまさかの<アタリ>の位置に着手・・・
大逆転でした。
万年級位者の私にも、上位者に勝利した戦いが幾つかありますが
あれ程、印象的でびっくりな勝ち方は、ちょっと他にありません。
「最後の最後まであきらめない」って
タブレット上の小さな盤面でも言えることなのだな
と思った次第でした。